この日は、奈良市の市民体育大会が開催され、奈良市各地での運動場や体育館で様々なスポーツ競技が行われました。
剣道の部は、鴻ノ池運動公園の中央武道場が会場で、小学生から、中学生(男女)、高校生(男女)、一般の部までたくさんの剣士が集まりました。
さて、「この日の一枚」はこちら。

中学生女子団体で出場した、登美ケ丘中学校の大東選手(左)です。
こちらに向かって面を打ち込むいいアングルで、面金の奥の表情まできれいに撮れました。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.2 1/320 ISO1600

こちらは、中学生団体の部で、奈良尚武館道場から出場した居場選手(右)です。
所属する中学校からは、3年生を中心にチームが組まれたので、道場から出場しました。
面を狙って、きれいに飛び込んだ瞬間です。
完全に両足が空中に浮いています。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.2 1/500 ISO1600

同じくこちらも奈良尚武館道場から出場した小池選手(右)です。
相い面の瞬間です。
きれいに身体が伸びてますね。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.2 1/500 ISO1600
高校生の試合も撮影しましたので、少しご紹介します。

高校生男子団体の部で出場された一条高校の平元選手(右)です。
高校生になると、技も早く豪快で、とても迫力があります。
写真からも対戦する選手の躍動感が伝わってきます。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/640 ISO1600

こちらも、同じく一条高校の毛利選手(右)です。
相手選手が面を打って来たところ、小手を押えた瞬間で、竹刀が大きく変形しています。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/640 ISO1600
続いて、ここからは一般の先生方の対戦シーンもご紹介しておきます。
普段なかなか一般の先生方の試合を紹介する機会もありませんので、少し多めに(笑)。

一般の先生方の試合は3人戦で行われます。
写真は、富雄稽古会から出場された兼松先生(右)です。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.2 1/640 ISO1600

同じく、富雄稽古会の大将で出場された皐月先生(右)です。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.2 1/640 ISO1600

こちらは、奈良高OB会から出場された永田先生(右)と、奈良尚武館道場から出場された天野江里奈先生(左)の対戦シーンです。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.2 1/500 ISO1600

こちらは、奈良尚武館道場から出場された斎藤先生(右)です。
シャッタースピードは1/500も出ていて、身体の動きはしっかり止められているのに、竹刀はぶれています。
竹刀の動きは相当早いのでしょうね。
でもその竹刀のブレが、写真に動きを与えていますので、剣道の写真としてはこのくらいのシャッタースピードで撮影できるのがベストかと思います。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.5 1/500 ISO1600

こちらも、奈良尚武館道場の大将・藤森先生(右)と、奈良高OB会から出場された藤田先生(左)の対戦シーンです。
藤森先生の小手の瞬間です。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.2 1/640 ISO1600

同じくこちらも、藤森先生(右)と藤田先生(左)の対戦シーンです。
左の藤田先生の面をかわし、藤森先生が胴を打ちに行っている瞬間です。
あとで対戦スコアを見ますと、この胴は決まっていませんでした。
もちろん技が決まる瞬間を狙ってシャッターを切るのですが、なかなかその「瞬間」を捉えることはできません。
技が決まる「瞬間」が撮れた場合も、ほとんど偶然に写っているといった感じです。
撮影しながらスコアを記録していては、ベストな瞬間を逃してしまいますので、
ひたすら集中して、選手の動きを読みながらシャッターを押すという動作の繰り返しになります。
カメラは重く、腱鞘炎になりそうですし、長い試合になると集中力もなかなか持続せず、結構疲れます(笑)。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.2 1/500 ISO1600
ここからは、少し「縦位置」の写真も少し。
最近は、技が決まる「瞬間」を捉えたくて、F値1.4の50mmという明るい単焦点レンズを使うことがほとんどになりました。
以前は、選手のアップの写真を撮りたくて、F2.8 70-200mmという望遠レンズを使うことが多くて、
構図も「縦位置」が中心でした。
ただ、F2.8という望遠レンズとしては明るいレンズでも、暗い体育館で、しかも動きの速い剣道の写真を撮るのはかなり至難の業です。
被写体がぶれないように、「構え」など、動きが止まっている時にシャッターを切ることが多いですが、
その分を動きの乏しいカットばかりになり、面白味に欠けてしまいます。
一方、単焦点レンズは明るいのでシャッタースピードが稼げるため、躍動感のある写真が撮れるメリットもある一方、
画角が決まってますので、これまた同じようなアングルになり、構図も「横位置」ばかりになってしまうというデメリットもあります。
なかなか難しいですね、剣道の写真は・・・。
望遠用と単焦点用と高性能カメラが2台あれば済む話ですが、なかなかアマチュアカメラマンには難しいです。(笑)

(左の写真)
奈良高OB会から出場された馬路先生(右)です。
珍しく、50㎜の単焦点レンズで縦位置で撮っています。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.2 1/500 ISO1600
(右の写真)
同じく、馬路先生の対戦シーンです。
動きのある躍動感ある瞬間かと思います。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.2 1/500 ISO1600
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- 2011/05/15(日) 08:24:11|
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