この日は、奈良市の小学生の練成大会とスポーツ少年団の奈良市代表の予選会が開催されました。
午前中、少し用事があったので、小学生の練成試合には間に合いませんでしたが、
昼前から始まったスポーツ少年団の予選会の方には何とか間に合いましたので、その試合の中からいつくか
写真を紹介します。
先日の練成の試合の時は、躍動感がある写真があまり撮れなかったのですが、
今日はそこそこいい感じの写真が何枚か撮れたように思います。(自己満足ですが・・・・;笑)
まずは、中学生女子個人の部から。
こちらは、「この日の一枚」に選んだ写真です。

奈良尚武館道場から出場した沖田選手(左)と京西中学校の岩佐選手(右)の対戦シーンです。
左側の沖田選手が至近距離から小手を打った直後の瞬間でしょうか?
撮影距離が近かったことも幸いして、とても臨場感のあるシーンになりました。
沖田選手の面金の奥の表情まできれいに描写できているかと思います。
沖田選手の「小手~っ」という声が聞こえてきそうです。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.5 1/500 ISO1000
続いて、こちらは女子中学生個人の部の決勝戦です。

相対するのは、奈良尚武館道場の沖田先選手(左)と鴻ノ池道場の小角選手(右)です。
やはり、実力あるこの二選手が決勝へ進みました。
前回の直接対決では、鴻ノ池道場の小角選手が見事な小手を決め、優勝しましたが、
今回は沖田選手がリベンジをかけての戦いです。
沖田選手が、小角選手得意の小手を警戒し、うまくかわしながら戦っているのが、素人の私にも良く分かりました。
延長までもつれた試合ですが、最後は小角選手の伝家の宝刀の小手が見事に決まり、小角選手が優勝されました。
おめでとうございます!
(沖田選手の準優勝も、おめでとう!)
素晴らしい試合をされた両選手の健闘を称えたいと思います。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.5 1/640 ISO1000
続いて、ここからは男子中学生個人の部からいくつか紹介します。

こちらは、二名中学校から出場された板谷選手(右)と鴻ノ池道場から出場された小角選手(左)の準決勝での対戦シーンです。
小角選手は、中学生女子個人の部で優勝された小角選手の弟で、まだ中学1年生。
しかしながら、めちゃめちゃ強いです。(笑)
4月以降、中学3年生の並みいる有力選手にも堂々と試合を展開し、多くの強豪を倒してきました。
この日も、奈良県を代表する有力選手の一人の板谷選手を相手に、一本先取されましたが、その後一本取り返し、
延長に持ち込むと、最後は見事な一本で逆転勝利で決勝進出を果たしました。
写真的なコメントを少し。
中央武道場では、入口側の第3コート、第4コート(この日は第4コートはありませんでしたが)が、写真撮影にはベストです。
(上の2枚の写真は第3コートでの撮影です。)
2階観客席の窓の光が順光になって、被写体である選手がきれいに浮き上がります。
この写真は、第1コートでしたので、選手の奥に2階観客席の大きな窓があるため、逆光になり、
(この写真では、見やすくするために観覧席の一部をトリミングしてカットしています。)
選手が黒くつぶれてしまいますし、逆に床面は光が反射して氷の床みたいになってしまいます。
特に剣道では黒っぽい袴や防具のため、人物が黒く沈んでしまいがちなので、このような逆光条件の撮影は非常に難しいといえます。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F3.2 1/640 ISO1250

こちらも中学生男子個人の部のワンシーンで、習心館道場から出場された塚本選手(右)と京西中学校から出場された杉村選手(左)です。
右側の塚本選手が小手を決めた直後の瞬間ではなかったかと思います。
塚本選手の気合いのこもった表情が面金の奥に垣間見れます。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/500 ISO1000
続いて、こちらは中学生男子個人の部の決勝戦のワンシーンです。

鴻ノ池道場の小角選手(右)と習心館道場の塚本選手(左)の対戦となりました。
所属道場は違いますが、どちらも若草中学校の先輩・後輩ということで、ある種、やりにくい相手ですね。
小角選手も果敢に攻めましたが、塚本選手が落ち着いて試合を運び、貫禄の二本勝ちで優勝されました。
おめでとうございます!
(小角選手の準優勝もおめでとうございます。)
両者の健闘に拍手を送ります。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/640 ISO1000
ここからは、小学生個人部からいくつかご紹介します。

習心館道場の岡本選手(左)です。
撮影は、第3コートで行っていますので、かなり選手に接近することができたので、迫力のある絵になっています。
最近は、シャッタースピードを稼ぐために、明るい(F値1.4)の単焦点レンズ(50ミリ)を大抵使います。
当たり前ですが、単焦点レンズのためズームが使えず、試合会場から遠い撮影位置では選手に寄れないため、
画面の中で選手がとても小さくなってしまいます。
ですので、選手に寄れる第3、第4コートが撮影には好都合なのです。(先ほどの光の条件も含めて)
この写真では、選手が近くに寄ってきてくれましたので、右側の選手の足元が切れてしまっていますが、
逆に、左の岡本選手の胴の柄までも、とてもきれいに描写できていると思います。
(ブログに掲載するため、写真データを圧縮しないといけないので、少し粗く見えてしまうのが残念ではありますが・・・。)
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/400 ISO800

こちらも同じく習心館道場の北浦選手(右)です。
両選手が技を出そうと動き始めたまさにその瞬間で、両選手とも片足を上げています。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/400 ISO800

こちらは、「この日の一枚」にしようか迷った写真です。
奈良尚武館道場の山本選手(左)と柳生剣友会の山村選手(右)の対戦シーンです。
山本選手の面がきれいに山村選手の面にヒットした瞬間です。
山本選手の腕がきれいに伸びてます。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/500 ISO800

こちらは、奈良二名会の神谷選手(右)と大和文化研修道場の選手(左)の対戦シーンです。
(左側の大和文化研修道場の選手の垂れネームが見えず、手元にパンフレットもありませんで、選手名が分からなくてスミマセン。)
右の神谷選手が面を狙って動き始めたところを、小手を狙いに行っている瞬間かと思います。
勢いのある動きで、両選手の竹刀が微妙にしなっています。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/400 ISO800

こちらは、小学生5,6年生の部で出場された習心館道場の前木選手(右)です。
この試合も第1コートで行われていましたで、光の当たり方が微妙に難しく、選手の奥の2階観覧席からの光が逆光気味で、
選手の手前に影ができています。
袴とかも黒く潰れがちなので、撮影はRAW(生)で行い、現像する際に、少し持ち上げて(露出を調整して)います。
ちょうど右側の前木選手が面を打って、顔が斜め上を向いているので、そこに外からの光が当たっていますので、
いい感じに撮れたと思います。
前木選手は決勝まで勝ち上がり、決勝戦で奈良尚武館道場の小池選手と対戦し、優勝されました。
おめでとうございます。
(小池君も準優勝、おめでとう! 今回はいい写真が撮れなくて、ブログで紹介できずにごめんなさい。)
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/500 ISO800
さて、ここからは小学生4年生以下の部の決勝戦のシーンをご紹介します。

決勝戦は、奈良尚武館道場の山本選手(右)と奈良西少年剣道クラブの仲田選手(左)の対戦になりました。
写真は、右側の山本選手が面を繰り出したところ、左の仲田選手がその面をかわして胴を打とうかという瞬間です。
右側の山本選手が、「義経の八艘飛び」のように大きく飛んでいますね。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/500 ISO800

試合は、相い面により、奈良西剣道クラブの仲田選手が見事一本を決め、優勝されました。
その試合を決める相い面の瞬間を撮りたかったのですが、ちょうど審判の先生に視界を阻まれ(笑)、撮影することができませんでした。
写真は、その決定的瞬間ではありませんが、仲田選手がこちら(カメラ)を向いて技を繰り出す瞬間です。
優勝おめでとうございます!
(山本君も準優勝、おめでとう!)
両選手の素晴らしい健闘を称えたいと思います。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/500 ISO800
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- 2011/07/09(土) 20:43:44|
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