2011年7月24日 第62回 奈良県中学校総合体育大会 剣道の部（男子団体） at 奈良県橿原市・橿原公苑体育館

この日は、奈良県中学校総合体育大会の男子団体戦が、橿原市の橿原公苑体育館で開催されました。
この体育館は空調完備ですので、快適に観戦させていただきました。
ただ、中学校の試合でアリーナには降りることができないため、2階観客席からの撮影となりましたので、
残念ながら、あまり良い写真は撮れませんでした。

その中から、「この日の一枚」はこちらを選びました。



八木中学校の中島選手（左）と京西中学校の杉村選手（右）の対戦シーンです。
2階観客席から200ミリの望遠レンズを使って撮影していますが、暗い体育館の中での撮影は非常に難しいです。
背景もすべてが黄色いフローリングの床となってしまい、奥行き感もでないですし、床に貼られたラインが気になりますね。
（特に、剣道に関係ない赤いラインが・・・。）
望遠レンズで離れた位置から撮影するので、一脚を使っていますが、それでもピントが甘くなりがちです。
この写真は、まだピントがきている方です。
背景も白いラインが水平になるように補正して見やすくしています。

Nikon　D300
SIGMA APO 70－200mm F/2.8 　 170mm
F2.8 　 1/400 　 ISO1250




こちらも八木中学校と京西中学校の対戦シーンで、右側は京西中学校の森選手です。
いつもは、「絞り優先」モードで撮影しているのですが、この日は「マニュアル」モードで撮影してみました。
絞りは、開放のF2.8、シャッタースピードは竹刀がブレて写る感じの1/400で固定しています。
するとカメラが勝手にISO感度を設定してくれるようです。
遠い位置からの望遠レンズでのピント合わせは難しく、特に剣道のように被写体が黒っぽいとピント合わせが付いて行けません。
白い道着の選手の方がピントが合わせやすいので、そちらを狙って撮影しています。
左側の八木中学校の選手の白い袴にはピントがあって、袴のひだまできれいに描写できていると思います。

Nikon　D300
SIGMA APO 70－200mm F/2.8 　 120mm
F2.8 　 1/400 　 ISO1800




こちらも同じく八木中学校の松浦選手（右）が面を打ち込んでいる瞬間です。
竹刀のブレ感はイメージ通りなのですが、やはりピントが少し甘く、解像度も悪いです。
シャープネスをかけて補正していますが、鮮明さに欠けるのが残念です。
やはり、F値の小さい明るい単焦点レンズに比べると、いまいちですね・・・、撮影する楽しみが半減します。
選手により近いところで撮影したいものです（笑）。

Nikon　D300
SIGMA APO 70－200mm F/2.8 　 185mm
F2.8 　 1/400 　 ISO1400