久しぶりの更新です。(ほぼ1ヵ月ぶりくらいですね:笑)
前回のブログでは、写真コンテストの結果報告でしたので、ちゃんと剣道の試合の写真を撮影してのブログアップは、
8月の日本武道館での大会以来なので、3ヶ月振りくらいでしょうか?
さて、この日は習心館道場さん主催の剣道大会が行われました。
この大会は、小学生から、中学・高校生、そして一般の先生まで、多くの世代が出場される試合で、
奈良尚武館道場でも、一般の先生が多数出場されるということで、撮影に行ってきました。
しばらく剣道の試合の写真を撮っていなかったので、ちゃんと撮れるか少々不安だったのですが、
いざ試合が始まってみると、こちらのテンションも上がってしまい(笑)、結構いい感じで撮影することができました。
この日も数百枚撮影したかと思いますが、その中から、「この日のマイベスト・ショット」はこちらです。

中学生の部で出場された、十津川中学校の表選手(右側)です。
かなり近いところで撮影できましたので、迫力のある構図になりました。
相手の面を狙って跳び込む瞬間の面の中の表情まで良く分かります。
白い袴の陰影が凄くきれいに表現できたかなと思います。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.2 1/800 ISO1600 WB:3300K

こちらも同じく中学生の部の対戦で、右側が十津川中学校の小西選手、左側が香芝中学校の山口選手です。
強豪校同士の対戦です。
両者とも白い道着・袴が印象的で、画面の中に浮かび上がってくるようです。
相い面の瞬間(直後?)だと思いますが、シャッタースピードが1/1000と早くなってしまい、動きが止まったかのように見えます。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.2 1/1000 ISO1600 WB:3300K

続いて、こちらも十津川中学校の小西選手(右側)です。
小西選手が相手の面を狙って跳び込んだ瞬間ですが、画面奥からこちら側に向かってくる構図でとても迫力があります。
3D映像のようです。
十津川中学校の選手のように、道着・袴が白く、胴も茶褐色で、とてもコントラストがある被写体は、紺道着・袴に黒い胴の選手よりも、
ピントが合わせやすく、良い写真が撮りやすいです。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.2 1/640 ISO1600 WB:3300K

続いて、こちらも十津川中学校の西田選手(右側)です。
面を狙って動き始めた瞬間かと思いますが、面の中の表情から、気合が聞こえてくるような臨場感ある写真になったかなと思っています。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.2 1/500 ISO1600 WB:3300K

こちらは、若草中学校の大将・小角選手(右側)です。
面を狙って跳び込んだ瞬間ですが、うまく面を捉えることができなかったようです。
写真では、完全に小角選手の両足が空中に浮いている瞬間を捉えることはできました。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.2 1/400 ISO1600 WB:3230K

こちらも同じく、若草中学校の小角選手(右側)です。
右側の小角選手が、身体をひねって相手選手の面をかわした瞬間のように見えますが、実は相手選手の出鼻をすかさず小手を決めた瞬間(直後?)なのです。
本来なら、小角選手の竹刀が相手選手の小手を捉えた瞬間を納めることができたら良かったのですが、
小角選手の技が速すぎて、こちらがついて行けませんでした(笑)。
小角選手の活躍もあり、中学生の部では、若草中学校が見事、優勝されました!
おめでとうございました。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.2 1/640 ISO1600 WB:3230K
ここからは、高校生の部の試合から、いくつか印象的なシーンをご紹介してみます。

こちらは、準決勝戦、一条高校 vs 平城高校の対戦シーンで、先鋒戦です。
右側が平城高校の綿本選手、左側が一条高校の宮本選手です。
右があの綿本選手が、上段の構えから豪快に竹刀を振り下ろしたのに対し、左側の宮本選手が竹刀で受けています。
早いシャッタースピードのため、ストップモーションのように見えています。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.2 1/500 ISO1600 WB:3230K

続いて、同じ対戦の次鋒戦、左側が一条高校の中島選手、右側が平城高校の細山選手です。
右側の細山選手の面をかわして、左側の中島選手が胴を抜こうと動き始めた瞬間かと思います。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.2 1/640 ISO1600 WB:3230K

続いて、こちらも同じ対戦の大将戦、左側が一条高校の末田選手、右側が平城高校の中谷選手でした。
息詰まる素晴らしい試合でしたが、左側の末田選手が見事な引き面を決められた、その瞬間です。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.2 1/640 ISO1600 WB:3230K

こちらは、最後に行われた決勝戦の高校生の部で、奈良大付属高校 vs 一条高校の対戦です。
右側が奈良大付属高校の和田選手、左側が一条高校の中島選手です。
両校の対戦も非常に素晴らしく、決勝戦として見応えがありました。
結果は、奈良大付属高校が優勝、一条高校が惜しくも準優勝となりました。
両者の素晴らしい健闘を称えたいと思います。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.2 1/500 ISO2000 WB:2940K
ここからは、午後から行われた一般の部の先生方の試合の中から、いくつかのシーンをご紹介していきます。

右側は竹田先生が、遠間から相手の面を狙って跳び込まれた瞬間を、ほぼ真横から捉えました。
1/400と、ほぼ理想のシャッタースピードのため、いい感じに剣先がブレてスピード感が出ているかな?と思います。
ただ、ちょっと遅かったかな?
面金部分は少しブレてしまっているのが残念です。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/400 ISO1600 WB:3330K

こちらは、奈良尚武館道場の兼松先生(右側)です。
奈良高校OBチームから出場されました。
豪快な面の瞬間です。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/320 ISO1600 WB:3330K
ここから、奈良尚武館道場 vs 46年会の対戦シーンからいくつかご紹介してみます。
奈良尚武館道場は、赤坂先生、天野加奈子先生、天野江里奈先生と女性ばかりで編成されたチームで、
一方の46年会は、昭和46年生まれの同期で組まれた男性チームでした。

左側が46年会の植田先生で、右側が奈良尚武館道場の赤坂先生ですが、写真でみると、右側の赤坂先生の胴が決まりそうに見えますが、
この胴は一本になりませんでした。
試合は、植田先生が二本勝ちされました。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/400 ISO1600 WB:3330K

続いて、同じ対戦の次鋒戦、左側が奈良尚武館道場の天野加奈子先生、右側が46年会の望月先生です。
望月先生は、奈良尚武館道場所属なので、同門対決となりました。
写真では、右側の望月先生が見事な面を決めたように見えますが、あとでスコアを確認しましたら、
この面は一本とはならなかったようで、試合は引き分けとなりました。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/500 ISO1600 WB:3330K

続いて、こちらは同じ対戦の大将戦。
左側が46年会の高田先生、右側が奈良尚武館道場の天野江里奈先生です。
左側の高田先生が豪快な面を打とうとされている瞬間かと思います。
高田先生の面金の中の表情まで良く見えています。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/400 ISO1600 WB:3330K

こちらも一般の部の対戦で、右側が広陵太子会の田原先生、左側が○○先生です。
左側の○○先生が面を狙って跳び込まれた瞬間です。
竹刀がちょうどいい具合にブレて、しなっている感じも良く見えます。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/400 ISO1600 WB:3330K
ここからは、小学生の部の対戦の中から、いくつかのシーンを選んでみました。

こちらは、郡山剣道クラブの北村選手(右側)です。
相い面の瞬間ですが、相手選手より早く、竹刀が面を捉えそうです。
いい感じに照明もあたって、理想的なアングルです。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/400 ISO1600 WB:3330K

こちらは、奈良尚武館道場と大阪の住吉川剣道クラブさんとの対戦で、次鋒戦。
右側が住吉川剣道クラブの中村選手、左側が尚武館の八ツ本選手です。
右側の中村選手が美しい体勢で、面を狙って跳び込む瞬間です。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.5 1/800 ISO1600 WB:3330K

こちらも同じ対戦で、中堅戦。
右側が、奈良尚武館道場の木村選手です。
両者、相い面の瞬間ですが、右側の木村選手の竹刀がきれいに相手選手の面を捉えているように見えます。
が、あとでスコアを確認しましたら、この木村選手の面は一本とはならなかったようです。
この写真では、シャッタースピードは1/640と、私が理想とする1/400より少し早かったので、動きが止まってストップモーションのように見えます。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.5 1/640 ISO1600 WB:3330K

こちらは、2回戦。
奈良尚武館道場と奈良心剣道場との対戦で、次鋒戦。
左側が奈良尚武館道場の八ツ本選手です。
八ツ本選手が豪快に跳び込んで、相手選手の面を捉えたかのように見えます。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2.8 1/500 ISO1600 WB:3030K

こちらは、小学生の部、準決勝戦。
鴻ノ池道場 vs 生駒剣友会の対戦で、写真は大将戦。
左側が鴻ノ池道場の平井選手、右側が生駒剣友会の谷村選手です。
写真は、左側の平井選手が見事な面を決めた瞬間です。
しかしながら、このあと、生駒剣友会の谷村選手が大将の意地を見せ、2本取り返し、逆転勝利しました。
チームとしても、勝数、取得本数が同じとなり、代表選に持ち込まれました。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2 1/500 ISO2000 WB:2940K

代表選は、生駒剣友会は大将の谷村選手、鴻ノ池道場は大将の平井選手に代わって先鋒戦で勝利していた小角選手が選ばれました。
両者とも一歩も引かない好ゲームとなりました。
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2 1/500 ISO2000 WB:2940K

同じ代表選から別のアングルでもう一枚。
最後は、生駒剣友会の谷村選手が見事な一本を決め、勝負を決しました。
小学生同士とは思えない、見事な対戦でした。
両者の健闘を称えたいと思います。
強豪・鴻ノ池道場を破った生駒剣友会は、決勝戦でこれまた全国的制覇を成し遂げている強豪・京都太秦少年剣道部と対戦しました。
私は、高校生の部の決勝戦を撮影していましたので、試合の経過を詳しく見ていませんでしたが、ふと気付くと代表選に持ち込まれていました。
最終的には、京都太秦少年剣道部が代表選を制し、優勝されました。
それにしても、惜しくも準優勝となった生駒剣友会さんですが、強豪を最後まで追い込んだ見事な試合運びで感動しました。
おめでとうございます!
Nikon D300
SIGMA 50mm F/1.4
F2 1/500 ISO2000 WB:2940K
スポンサーサイト
- 2012/11/03(土) 23:32:46|
- 試合
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0